基礎基本について
基礎基本が大事というのはみんな話すけど
じゃあ、その基礎がなんなのか
これを明記している人は少ないと思う。
だから、
難しい問題に対する易しい問題
とか
本質をとらえた重要事項
とか
各単元を理解する上で土台となる単元
とか
いろいろな定義があると思う。
ただ、基礎については、具体的な単元
例えば
英語だったら不定詞は割と応用で、be動詞は基礎
数学なら、計算は基礎で、空間図形は応用とか
単元別に、基礎応用を分けている場合が多いのではないだろうか。
僕の場合は少し違う。
基礎というのは、
思考を可能にするフレームワークそのもの
という定義で話すよ。
例えば、国語なら、国語を理解する上で大事な、思考のフレームワークがある。
数学でも、概念を理解する上で重要なフレームワークがある。
フレームワークというと、パターン的に覚えていく、
と思われがちだけどそれは違う。
そもそも意味を理解する上で、多くの人に普遍的に備わっている力がある。
例えば論理的思考力とか、例えば「相対」の理解とか
僕の中、つまりみやうち塾の定義する基礎は
こいうった能力そのものなのよ。
だから、問題が簡単だから基礎がわかるとか、難しいから基礎がわからないとかは割とナンセンスだと思うのよね
簡単だけど基礎的な力がついていない解き方もあるし、
難しい問題を解きながらフレームワーク自体が鍛えられる例もある。
結局のところ、現状を分析して、最適なレベルの問題を解き、
これを継続することでフレームワーク自体を鍛えていく。
これがうちの基礎力のあげ方なのよ。