内申オール3から新城・橘、内申オール4から多摩へ
内申オール3から新城・橘
夢のような話かもしれません。しかし、元の内申がオール3から新城・橘、オール4から多摩に合格した生徒はいます。
では、なぜ合格できたのでしょうか。
次の3つの理由があったと分析しています。
1つ目は、内申=学力 ではない、ということです。
一般的に内申点が学力と思われがちですが、そんなことはありません。もちろん、定期テストの点数がきちんと取れれば、ある程度の内申点は取れます。
ただ、内申30の生徒より35の生徒の方が、差分の内申5だけ高いかというとそんなことはありません。
内申点はテストの点数8割、平常点2割で決まります。
これを聞くとやっぱりテストじゃん!と思われるかもしれません。たしかに、オール90点取れれば関係ないかもしれません。
ただ、定期テストの点数が5教科で250点から350点の場合。
250点の生徒の方が提出物をしっかり書いていたり、日頃の素行がいい場合、内申が高いということはありえます。
また、そもそも定期テストは、限られた範囲から出題されることが決まっているテストです。そうなると、コツコツできる生徒の方が点数は高くなるので、そうではない生徒の点数は低くなってしまいます。
ん、、?コツコツできることが学力が高いってことではないの?というか、そもそも学力ってなんなの、、、?
このような疑問を抱かれると思うので、ここで学力を分解してみます。
入試で必要な学力とは
継続力
集中力
暗記力
理解力
逆算思考
この5つだと思っています。
このうち、継続力、集中力は、定期テストの結果で出やすいです。
しかし、理解力や暗記力に関して、そもそも理解力や暗記力があったとしても、継続力や集中力がなく、試験前にきちんと勉強していなければ点数は取れません。
つまり、定期テスト・内申で半分決まる高校受験は、継続力・集中力のあるコツコツ型の生徒には相性がよく、暗記力・理解力はあるけど継続できない生徒には相性の悪い仕組みと 思われがち といえます。
ここで、思われがち、と書いたのがポイントです。
思われがち、というだけで、本当にそうではないのです。なぜなら、公立の合格点は、半分以上は本番の5教科のテスト、特色検査で決まるからです。
ここで、みやうち塾が得意としている公立高校の内申:本番:特色検査の比率を見てみましょう。
内申:5教科:特色検査=4:6:2
新城高校
内申:5教科:特色検査=5:5
生田高校
内申:5教科=4:6
橘高校
内申:5教科:面接=4:6:2
住吉高校
内申:5教科=4:6
これを見てわかるように、新城高校以外は、内申より本番の点数の比率が高いのです。
また、ここに2次選考も加わるとどうでしょう。2次選考は全体の10%、内申点2割、5教科のテストを8割で決める仕組みです。
ということは、本番の点数がある一定水準とれていれば、内申点が低すぎなければ合格できるのです。
ですから、内申点が低いからといって、諦める必要はありません。多摩高校にいきたい、新城高校・橘高校にいきたい、という思いがあれば、なるべく早いうちから頑張るべきです。
ちなみに、学力を見る、そして鍛えるには模試がおすすめです。
中でも、全県模試は、神奈川の公立高校の判定を最も正確に出せる模試です。
https://www.shingaku-kobo.com/
2つ目は、内申が伸びたことです。
先ほどの話では、内申点が取れなくても本番が取れれば合格する、と書きました。
しかし、だから内申点が低いままでいい、というわけではありません。また、内申点はきちんと対策をすれば必ず上がります。
まず、そもそも定期テストは範囲が決まっているので、点数が伸びやすいです。
定期テストの点数を上げる上で重要なのは、
・網羅率
・定着率
この二つです。
要は、全範囲を網羅して2回目間違えないようにする。
これだけで定期テストの点数は上がります。
単純なことなんですが、難しいのはこの徹底。
・全部終わるように早めにスタート
・試験範囲がどの範囲か、昔の単元もでるのか確認
・できているかどうかをチェック
・混ざっている状態でもできるか確認
など、必要なことは多くあります。
でも、これをやり切れれば定期テストの点数は伸びます。
みやうち塾では、超勉祭という試験対策を、定期テストの3週間前から、
平日 毎日
土日は10:00~22:00(休憩あり)で徹底しています。単純ですが、試験対策を早めにスタートして、できるようになるまで繰り返す。
これを徹底します。
また、学校別に試験範囲を把握しているので、過不足ない勉強を実現しています。
超勉祭 リンク
https://miyauchijuku.com/course/junior-high-school
また、定期テストだけでなく、日頃の授業の受け方や内申のとり方も指導します。ここもきちんと対策すれば、内申2から3は普通に上がるのです。
3つ目は、3年生での心境の変化です。
1,2年生のうちは、勉強に対してあまり高い目標がない場合も多いです。
しかし、3年生になって志望校を意識しだし、そこから大きく伸びた生徒がいました。
いまは停滞しているかもしれませんが、途中からスイッチがはいる生徒は必ずいます。
だから、それまで、
諦めないで声をかけ続けること。
そして、やる気なった時に伸びるように、基礎を固めておくこと。
この2つが重要です。
つまり、2年生での内申がオール3でも、3年で挽回。これは普通にあり得る、ということです。
受験において最も大事なのは、生徒自身が思っている以上の点数は取れない、ということです。
現状がダメだから
内申が低いから
この理由で志望校を下げるのは本当にもったいないです。
努力とは、理想と現状とのギャップ。
まずはゴールを見据えてください。
現状はどうでもいいのです。
そして、そのゴールへどう向かうのか、徹底的に考えましょう。
所詮は高校受験。いきたいという思いがあれば必ず道はあります。
あとは、そのゴールへたどりつくための試練を、楽しみながら乗り越えていけばいいのです。
多摩高校、新城高校、生田高校、橘高校へいきたい皆さんは、ぜひみやうち塾へ。